• テキストサイズ

アイドルの子育て事情!!

第4章 episode2 家族になりたい


「結月ちゃんを......引き取りたいんだ!!」



思いっきりカミングアウト。



メンバー達は唖然...



「「「......はあぁぁあ?」」」



そして大声を上げその声はほかの楽屋までに聞こえているだろう......




「っおいミツ、正気かよ!」



「それって......子どもを育てると同じだよね?」



ニカと横尾さんは眉間にシワを寄せていた。



「おい北山、それ本気で言ってんのか?
まさか冗談じゃねぇよな?」



「っ冗談なんかじゃねぇよ藤ヶ谷......すぐにって、わけじゃない!
環境が落ち着いたら......」



「でも子どもを育てるってことには変わりないよね?
お前に出来んのか。」



やっぱり横尾さん、怖い......(汗)



「っそれは、わからない......でも施設の人も協力してくれるって
言ってるs.「そんな甘い気持ちで出来るわけないだろ。」っ......」



「北山、もう少しちゃんと考えたらどうだ?
仮に引き取るとして、最後まで面倒を見れるのか?
少なくても、成人になるまでは育てないといけないんだぞ?
ペットみたいに、簡単には見捨てられないんだぞ?

子供が起こした問題の責任は全部親の責任として戻ってくる。
しかもまだデビューできるかできないっていう大事な時期に子供を引き取る?
無理に等しいだろ......」



「っ......」



横尾さんが正論過ぎて返す言葉が......汗



でも、施設長や神楽さんは俺でいいって言ってくれた。



俺にはまだ、責任というものが分かっていないかもしれない。



でも、俺は結月ちゃんといたい。



結月ちゃんも俺を求めてくれた......。



もしかしたら結月ちゃんは、俺を変えてくれるかもしれない。



今の俺を変えて、新しい自分も見つかるかもしれない。



そうなればメンバーにもなにかしら影響が出る、いい方向に変化するかもしれない。



そういう可能性もあるんじゃないかって思っていた......。



だから、メンバーだけにでも同意をもらわないと......!



/ 36ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp