第2章 ひびき
「どうしたぷり?」
「ううんなんでもないよ。あ‥私用事思い出したからまたあとでね」
里奈はその場を後にした
(ひどいよらぁら‥そんなふうに思ってたなんて)
気づくと里奈は昨日ひびきと会った所にきていた
(誰かいる‥)
「こんにちは」
「こんにちは」
「私はファルルよろしくね」
ファルルはニコッと笑った
(らぁらが言ってたファルルさん)
「まほちゃんからきいたよ?昨日まほちゃんと踊ったんでしょ?」
「ひびきさんの事?」
ファルルは頷いた
「どうしてまほちゃんなの?」
「まほちゃんは魔法使いなの」
ファルルは笑顔でそういった
「ひとつきいていい?」
「なぁに?」
「ボーカルドールで良かったって今思ってる?」