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NONFICTION【家庭教師ヒットマンREBORN!】

第11章 雲雀恭弥を訪ねて






『ふぁ〜』


欠伸をしながらボンゴレアジト内の通路を歩く



「あ、おはようスクアーロさん、叶風さん」

「よぉ、沢田」

『おはよう沢田くん』


沢田くんと廊下で会いました



ロン毛は挨拶なのかよくわからないけど…



「昨日はよく眠れた?」


沢田くんのクリッとした目が私たち2人に向いた


『うん。朝は少し寒かったけどロン毛のお陰で大丈夫だった』


朝起きたら、私の上には掛け布団が二枚重なっていた



ロン毛に聞けば、「寒そうだから掛けてやった」らしい



実際寒かったので有難いが…




ちょっと上から目線にムカつきました



「スクアーロさんはそれ大丈夫なの…?」



恐る恐る聞いた沢田くん



その視線の先には





「あ"ぁ?これくらい平気だぁ」



これでもかっというくらい痛々しいたんこぶ




ムカついたので



お礼も含めて一発ね


「な、ならいいんだけど…;;」



『沢田くんはどこいくの?』

「あっ、そうだった!俺これから朝ご飯食べに行くんですけど、2人も一緒にどうですか?」


「あ"ぁ、食うかぁ」

『沢田くん案内よろしく』


「うん!」


沢田くん先頭に歩き出す



この地下アジトはまだ未完成らしい


かなり出来上がっているが…


そのため、普段は自分の家からここへ来るらしい




しかし、昨日は私たちが来たため沢田くんと獄寺くんはここへ泊まっていったそうだ



「あっ!10代目!おはようございます!」


「おはよう、獄寺くん」

『おはよー』

沢田くんに続いて私も挨拶したのだが、「テメェにはしてねぇ」と素っ気なく返されてしまった



…ムカつく



『一応年上なんだけどなー。愛想って言葉知らんのかなーオネーサンが直々に教えてやんよ』


獄寺くんの頭をグリグリしながら黒い笑みを浮かべる



それをみてロン毛と沢田くんはビビってだんまり



って、お前までもかロン毛


「いででででっ!離しやがれ!!」


パッ


『ハイ、離したー』


グリグリから逃れようとした獄寺くんからパッと手を離せば、いとも容易く獄寺くんはコケる


白々しい顔で言えば、獄寺くんは悔しそうにこちらを見上げる
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