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NONFICTION【家庭教師ヒットマンREBORN!】

第7章 約束だから




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【プロフィール】
名前 神田・叶風
生年月日 6月2日
身長 158cm
体重 48kg
特徴 日系人。黒髪のロングに毛先が赤。童顔。
経歴 幼少時、中国で保護され、施設で生活する。15歳で買われ、水商売をして稼ぐ。世界を飛び回り5カ国語取得。20歳の時風俗の店を辞め、以来姿を消している。

【風の使者】
初代ボンゴレファミリーにも居たという“風の守護者”。
生まれ持った風を操る力でボンゴレを守り、追い風を送る…。気丈な性格で時に明るく時に強く、まさに風のような人だったという。

風の守護者は名ばかりで、実際に使用した武器や死ぬ気の炎はどこにも記されていない。
戦闘スタイル、経歴不明。幻の存在とも言える。そのため現在でも風の守護者の伝承は数少なく、風の使者として名を変えて広まっている。


数100年に1度生まれる特別な人間。突然変異など様々な可能性が考えられるが、未だ不明である。


能力の使い道は使い手によるらしい。現在までに確認した風の使者は3人。どの風の使者も身を潜めていたため確認できた人数はこれだけである。


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『長いようで短い…』


一通り読み終え、ベッドに背中を預ける



天井を眺めながら、頭の中で今読んだ新しい情報を振り返った


どれも知っている内容だったけれど一つだけ初めての情報があった



それは風の使者の1人が初代ボンゴレファミリーの風の守護者だということ。


特に彼女を記した書物が残っていないからわからないようだけれど、きっとボスの知っている情報はこれだろう。



ボンゴレだけに受け継がれてきた幻の存在の話。



そして数100年の時を経て姿を表した…か、



『くだらな…』


思わず漏れた言葉は本心そのもので


だって、私は風の守護者だからここへ来たんじゃない。



あの時はとにかく安心して息が吸える場所を求めてた



最初は警戒心もあったけれど皆をみて「この人たちは大丈夫だ」って思えた


信用、っていうと少し違う気がする。



「この人たちなら裏切られても大丈夫だ」って思ったのかな?



きっと敵になったとしても割り切れる存在だから一緒にいて楽だと思ったんだ。



──この時までは…
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