第6章 お粗末なプレゼント?
おそ松sids
俺は、みんなが俺から視線をそらすまで歩き、そらしたら走り出した
やっべぇ
すっかり忘れてた!
走った
ZUDAYAの前では止まらなかった
しばらく走って俺はようやく足をとめた
「はぁ....はぁ.....」
とめた場所はあいかの家の前だった
「は....良かった間に合った....あ...明かりがまだついてる」
そうつぶやくと、俺はあいかちゃんの部屋までの階段を駆け上がった
ピーンポーン♪
まだ息が荒いまま、チャイムを押す
数秒置いて『はーい』という返事がかえってきた
ガチャ
ドアを開ける音。
あいか「はーい、どちらさm.....えっ、おそ松さん?」
ドアを開けたあいかは、訪問者の姿をみるとすぐに驚いた声をあげた
「すまんすまんちょっとな」
あいか「忘れ物でもしたんですか?」
「あーいやいや、違くて。ちょっと渡したいものがあってさ」
あいか「渡したいもの.....?」
あいかが首を傾げると、おそ松はガサゴソとポケットに手をいれ、何かを取り出そうとした