第5章 彼氏になるためのルール
翌日
ジリリリリッ!
ジリリ....バンッ!
その音はあいかが目覚まし時計の音を止めた音だった
「んーうるさいなぁ...もうちょい寝よ...グゥ................あぁっ!」
再び眠ろうとしたあいかはいきなりガバッと起きたかと思うと、身じたくをし始めた
今日は大学休みだけど、バイトはいってたんだった!忘れてたよ!!
わずか15分で準備を済ませると、あいかはある事を思い出した
「あ...松野家行かないといけなかった‼」
そう叫ぶと急いでバッグからスマホを取りだす
そしてすぐにトド松にラインをおくる
『午後からいきます。バイトはいってたんで!すみませんm(_ _)m待っててください』
これでよし...!
返信も見ずに、あいかは家を飛びだして行った。