• テキストサイズ

mix。[気象系BL]

第2章 strawberry・blood


櫻井side

俺は吸血鬼。

名前は…櫻井翔。
名前の無かった俺に、この名前を潤がつけてくれた。

あ、潤ってのは、今同棲してる男の名前。
同棲…というよりかは、勝手に俺が潤の部屋に住みついたんだけどね笑

でも無理矢理押し入ったのには理由がある。


吸血鬼の主食は、人間の血。

1日1回は誰かの血を吸わないとこの世界に存在する事が出来ないんだ。

それで、毎日毎日血を吸う相手を見つけるのも面倒だから、人間界に来て初めて出会ったこの潤の体から少しずつ血を頂いてるって訳。

俺がここに来て今日でだいたい一週間が経つ。

正直、ちょっと無理させてるかも。

……え?何で人間の世界にわざわざ住む必要があるのかって、?

うーん、まぁ確かに向こうの世界に帰っても別に何も無いんだけど。


主な理由を挙げるとするなら…

ガチャッ

あ、潤が帰ってきた。
/ 22ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp