• テキストサイズ

【おそ松さん宗教松】セーチクダイ・スロラーニュ 《後編》

第4章 死神、シスターの代わりを。


【チョロ松】

「十四松…無事だよね?」

「ひっ…」

「?」

十四松の背中に、小さな羽が生えている。
それは天使の羽じゃなく、黒い羽。

小さな悪魔の羽だ。

「十四松…悪魔なんだね。」

死後の世界は、何か死んでしまったと言う実感はなく、別の世界へ来たみたいな感覚しかなかった。

それよりも悪魔であるという事は、十四松は天界で罪を犯してしまった事がある、ということ。

それは納得できなかった。
十四松には清純で、不思議な性格としかイメージがなかったから、
何考えてたなんて気にも止めなかったなぁ……

「十四松、僕の羽、どうなってる?」

僕は自分の羽がどうなってるか分かっている。
罪もなく堕ちてしまった堕天使になったのか
罪を背負って堕ちた悪魔なのか。

/ 175ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp