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麻糸と革、天鵞絨へ針は通せぬ。

第1章 短編集1


「オレは男の子の方が気を使わなくていいな」

「私はどっちでもいいかな~女の子だったら色んなお洋服着せたいし、男の子も色んなお洋服着せたいし。」

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   ・

「どっちに似るかな?」

「どっちに似ても不細工にはならないよね」
 
「そう言う問題?」

   ・
   
   ・


そんな話をしていたら夜まであっと言う間だった。



旅団のアジトに行くと既に全員集まっていた。

「あ!!!」

と、真っ先にマチが気付き

「主役二人が遅れてどうすんだよ」

「遅ェんだよォ!」

「いいから早く酒盛りしようぜ!待ちくたびれたぜ!!」

「おい、ウボォー妊婦の前で酒の話するな」

フィン、ノブナガ、ウボォーが待ちくたびれたといい、フランクリンが気を利かせてくれる。

「おめでとう、シャル、」

「赤ちゃん産まれたら抱っこしたいな~」

「ボクより年下が・・・」

「楽しみだな」

コルトピ、シズク、カルト、ボノレノフが口々に楽しみだと言い、の周りにわらわらと集まる

「大丈夫ね、赤子には拷問しないよ・・・一応」

フェイタンが本気がどうか分からないことを言い

「うぅ~ん」

既に出来上がってる団長が床にゴロゴロしていた。


「えへへ、皆ありがとう」



「もう名前決めたのかい?」

「マチ気が早いよ・・・」

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   ・

「あ、パクノダ。本当にありがとう!」

「いいのよ、可愛い子が産まれると良いわね」

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