藤ヶ谷先生、大好きですよ?3ーThirdSerieSー
第6章 ♡Story53♡ ふたりの距離
「今更ですかぁ(汗)」
「......?」
「陸とは、付き合ってないよ?
去年の途中までは付き合っていたけどね(苦笑)
ねぇ九条君、突然何?(汗)」
「別に、ちょっと気になっただけ。
んじゃ......」
「......?」
「いや、何でもない。
昼休み、話すから......」
「う、うん......」
「えっちょ昼休みって!?」
「九条君と、LINEで昨日約束したんです。
あ、私たち二人で話がしたので徹平さんは来ないでくださいね。」
「きっぱり言っちゃう!?」
「言います。
九条君、行こ。」
「あぁ......」
百合と和真は音楽室に向かっていった。
「......百合ちゃん、まだ怒ってるかな?(汗)」
「そりゃそうだろ。
お前、九条に謝る気あr.「あるわけねぇだろ!」..だろうな。
んじゃ、一生彼女と仲直りできないかもな。」
「え゛!?」
「あたりめぇだろ、それで昨日も抜け出したんだろうが。」
「......。」
「お前が今後、九条に対する態度が変わらなければ彼女の態度も変わらない。
それは、お前自身で決めるんだな。」
「......。」
「......俺は先に行くぞ。」
そう言うと団司は音楽室へ向けて歩き出した。
徹平はしばらくの間、その場に立ちすくんでいた。
「......俺が九条に、謝る?」
(マジで意味わかんねぇよ......)
「あれ徹平君、音楽室行かないの?
もう少しで授業始まるよ?」
「お、おう!」
徹平はクラスメイトの言葉で我に返り急いで音楽室に向かった。
_音楽室
「席順は......よっしゃ!百合ちゃんの後ろ!
......げ!隣は九条かよ......」
ちなみに団司も徹平の隣。
「......マジで最悪なふたりに囲まれた!!←
癒しが前にしかいねぇ......」
「はっ!悪かったな、俺が隣で。
ばーか。」←
「んだと!?」
「志村、うるさいから黙れ。」
「むっかー!」
(マジで誰か変われよ!)
「......(汗)」
(後ろの圧が凄い......)