藤ヶ谷先生、大好きですよ?3ーThirdSerieSー
第6章 ♡Story53♡ ふたりの距離
「コイツには謝らねぇ。
クソムカつくし。」
「あ゛?」
「そっちが謝んなら俺も謝ってやるけど?」
「だーれがお前みたいな前髪なんかに謝るかよ!
ここは普通、年下が謝るものだぞ?」
「年下?
へぇ、てっきりここにいっから同い年だと思ったよ(嘲笑)
てことはお前、留年したのか?」
「留年じゃねぇわ!!
ちゃんと3年で卒業したし!!」
「「「......だーめだこりゃ(汗)」」」←
2Aの生徒は一斉に言うのだった。
「団司さん......このふたり仲良くなる気配ありません(苦笑)」
「だから言ったろ。こいつらの相性は最悪に悪いって。
仲直りは、到底無理。」
「......ですよねぇ(涙)」
さすがの百合も団司に同意するしかなかった。
_HL終了後
「1時間目は選択授業かぁ......九条君はなに?」
「音楽......」
「じゃあ一緒だね!」
「マジでかよ!?てめぇも音楽なのかよ......」
「あ、徹平さんもなんですね(汗)」
「俺も音楽だ。」
「団司さんはよしとして......まさか九条君と徹平さんだなんて(汗)」
「百合、がんばよ。
私は美術だから(苦笑)」
「っ美香ちゃぁん......(涙)」
「俺と玲は書道、頑張れよ。」
「......。」
「それじゃ陸、行こうぜ。」
「おう。
ってかなんで書道なんだよ......第1希望音楽だったのに......」
「お前も落ちたんだな(笑)
俺も落ちた、音楽で。」
どうやら陸と玲は音楽を希望していたらしいがどうやら落ちたらしい。
「んじゃ百合、がんばれよぉ(笑)」
「っ一言みたいに言わないでよ陸!」
「......おい、お前らって付き合っていんのか?」
「......へ!?」
突然和真は予想外のことを口に出した。
百合は久々に陸と付き合っているのかと聞かれ驚いていた。
「......どうなんだよ。」
「今更ですかぁ(汗)」
「......?」