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藤ヶ谷先生、大好きですよ?3ーThirdSerieSー

第5章 ♡Story52♡ 彼氏と、元イジメられっ子


「......。」



「百合ちゃん、そういう甘い誘いに乗っちゃダメ!」



「っでも、楽しかったですよ?
息抜きも出来たし......そのおかげで、九条君の本当の姿、
見れましたもん(微笑)」



「っ本当の姿って......」



「九条君、ただ気持ちを伝えるのが苦手なんです。
それに昨日のこと、何かしら気にしていたんですよ?
だから今日、私と一緒に謝ろうって約束したんです。学校にも、
来るって約束したんです。」



「っアイツが学校に、来るわけねぇじゃん。
2日目から飛び出して、そういう奴が学校続くわけねぇだろ......」



「っ九条君を馬鹿にしすぎです!!
それだから九条君に嫌味ばっかり言われるんですよ!!」



百合は何かを爆発させたかのように感情をあらわにした。



「っ!?
百合、ちゃん......?(汗)」



「だからお前はな......(汗)」



団司はその場の空気に冷や汗をかいていた。



「っもういいです......今日は私ひとりで行きますから......」



百合はふたりの元から走っていってしまった。



「っあ、ちょと百合ちゃん!?
......立花、どしよ(汗)
百合ちゃん怒らしちゃった......」



「お前が悪い。
ったく......」



団司は百合を追いかけるように走り出した。



「っ...んだよ......」



そして徹平も走り出していった。














「っもう!徹平さんの馬鹿......
なんで九条君のことを分かろうとしないのって......」



百合が走っていると前に見覚えのある人物が歩いていた。



「っあれって......っ九条君!!」



「っ!?」



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