藤ヶ谷先生、大好きですよ?3ーThirdSerieSー
第5章 ♡Story52♡ 彼氏と、元イジメられっ子
「明日、九条君と徹平さんがまた衝突しなければいいなぁ(苦笑)」
「まぁ......そこはな(苦笑)」
(徹平君、人の癇に触わるこということ多いからな......汗)
「じゃあ、ご飯の支度しよ._ピコーン...あ、LINE......」
(誰からからだろ......)
百合はポケットからスマホを取り出した。
「クラスメイトじゃないか?陸達も、今日お前のこと心配してたし......」
「かなぁ......あ、九条君だ!」
「......。」
「今日の帰り、九条君達とLINE交換したの。」
「ふぅん......」
「えぇと......」
(明日の昼休み、屋上で......?
屋上......)
「なんだって、九条。」
「ううん!大したことないよ。今日のことだから!」
(なんか話でもあるのかな......)
百合はわかったとLINEを和真に送った。
「よし!夕飯の支度支度!
今日は何作ろ......」
「......。」
「......まさかとは思うけど、
徹平さんみたいに九条君のこと悪く思ってないよね?(苦笑)」
「なんでそうなるんだよ......」
「い、いや(汗)
なんとなく......」
(九条君、太輔にもいい印象あげてないよなぁ......汗
会えばわかってくれると思うけど......)
「......。」
(意味わかんね......)
_夕飯
_ピコーン「あ、九条君からまた来た。
なになにえっと......」
「おい、ご飯の途中ではスマホいじんなよ......」
「う、うん!わかってる!」
「......。」
ご飯を食べ終えたあと、百合はしばらくの間
ソファーに座りながら和真とLINEのやり取りをしていた。
太輔はどうしてもその様子が気に障って仕方なかった。
「......。」
(一体、何話してんだよ......)