藤ヶ谷先生、大好きですよ?3ーThirdSerieSー
第5章 ♡Story52♡ 彼氏と、元イジメられっ子
『っ...百合ちゃn.『こら陸ーーっ!!』_ばしゃっ!...へ?』
『うわっ!』
一瞬にして陸は全身ずぶ濡れ状態になった。
まるで陸の上にだけ雨が降ったようだった......
『また和真君いじめてる!
何度言えばわかるのよ!!』
『っ百合!?』
『っ百合ちゃん......』
『陸!いい加減にしなさい!』_バコッ!
『っいだ!(涙)』
百合は水が入っているはずだったバケツで陸の頭を叩いた。
『成敗!』
『っつぅぅ......(涙)』
『っ百合ちゃん......』
『和真君!もう大丈夫だよ!
ほら陸達!アンタ達サッカーやりに行く予定だったんでしょ?
早く行きなさい!!』
『陸、行こうぜ......』
『っ......だぁもぉ!』
陸達は渋々と公園を後にした。
『いーーだっ!
あーあ、陸達のせいでせっかくのお水なくなっちゃった......』
『っ僕の、せいでごめん......』
『全然和真くんは悪くないよ!
いっつも突っかかってくる陸達が悪いのよ!
気分変えて続きやろ?』
『っうん!』
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_フッ「当時の俺、マジでだっせぇ......」
(今思えば、俺かなりのイジメられっ子じゃん......
今じゃ逆だけど。)
和真はベッドから起き上がりうさぎのぬいぐるみを手にとった。
「......。」
『お前、マジでぬいぐるみ取んのか?(苦笑)』
『わりぃかよ。』
『どーせ、百合ちゃんにでもあげるつもりなんだろ。』
『......別に。
お前こそ、お菓子ばっかとってアイツにあげるつもりなんだろ(笑)
お前、マジでペット的に見てるぞ。』
『うるせぇよ。』
「......いくらなんでも、あれは取りすぎたか。」←当然だろ。
和真はぬいぐるみを枕元に置いた。
「......名前、百合にでもしとこ。←
亮介もペット的にしてたし。」←『俺を巻き込むな。』by.亮介