藤ヶ谷先生、大好きですよ?3ーThirdSerieSー
第5章 ♡Story52♡ 彼氏と、元イジメられっ子
『そんなとこで砂遊びとか女かよ(笑)』
『っぅ......』
公園先の道路、サッカーボールを持った複数の男の子が立っていた。
するとその男の子達は和真のところに歩み寄ってきた。
『よぉ泣き虫和真(笑)』
『っ陸君......』
『お前また百合と遊んでんだろ?
百合と遊んでっとお前まで女になるぞ(笑)』
『っそんなこと...ない、もん......!』
和真は目に涙を浮かばせていた。
『お前早速泣くとかダサっ(笑)』
『いっつも百合が助けてくれると思ったら大間違いだぞ!
アイツ、来週には引っ越すんだからな(笑)』
『え!百合ちゃん引っ越しちゃうの......?』
『そっ!とぉぉぉいアメリカ!』
『えぇ!?』
和真はさらに涙を流した。
『だ・か・ら......お前はひとりぼっちになるんだよ(笑)』
陸はトドメの言葉をさすかのように詰め寄った。
『ぅ、うぅぅ...ヒック...ヒック...』
そして和真は大粒の涙を流し始めた。
『ふっ...あはははははは!(笑)』
だが陸は突然大笑いを始めた。
『ヒック...ふぇぇ?』
『間に受けてやんの(笑)
あはははは!冗談だったのに超ウケるわ(笑)』
『おいおい陸、さすがに泣き虫和真にはきっついだろ(笑)』
『だって(笑)
コイツからかうの超楽しいんだもん(笑)』
『それは言えてる(笑)』
『ぅ、うぅ...ひどいよ陸くん、そんなひどい嘘つくなんて......』
『騙されるほうが悪いんだよ(笑)』
『っぅ、ぅぅ......_どんっ...うわっ!』
突然和真は別の男の子に突き飛ばされた。
突き飛ばされた和真は砂場にお尻を付いた。
『っ......』
『あはは!ばぁぁか(笑)」
『っう......百合ちゃん......』
『また出たよ(笑)ほら!もっと言えよ!
百合ちゃん助けてー、助けてーって(笑)』
『っ...百合ちゃn.『こら陸ーーっ!!』_ばしゃっ!...へ?』
『うわっ!』