藤ヶ谷先生、大好きですよ?3ーThirdSerieSー
第4章 ♡Story51♡ 九条和真
「......。」
「......ちょっとー?何か言いなさいよ!」
「......俺はこのうさぎでいい。」
和真は百合の持つダンボールに入っていたピンクのうさぎを手にとった。
「ピンクのうさぎってアンタ......」
「何、悪いのかよ......」
「チョーウケるわ(笑笑笑笑笑笑)」
「おい唯!なんでそんなに“笑”を入れんだよ!(怒)」
「っだってww」
「お前、熱あんのか(笑)」
「亮介まで笑ってんじゃねぇよ!」
「......九条君、本当にそのぬいぐるみでいいの?(苦笑)
こっちの、黒い鋭目のしたくまのぬいぐるみのほうがまだいいんじゃない?」
「っ別にこれが上にあったから取っただけだ。
もうこれでいい......」
「本当にいいの?」
「っ......いいっつってんだろ!」
「......。」
(変な九条君......にしてもこれから荷物はどうしよ(苦笑))
結局ぬいぐるみやお菓子は...
「あ、はい...はい......じゃあお願いします!」
『了解(苦笑)
でも今日のこと、また後日ちゃんと聞かせてもらうからね?』
「はい、涼介さんには迷惑かけっぱなしですいません(苦笑)」
『別にいいよ(苦笑)
じゃあこっちの用事が済みしだい●●駅に向かうよ。』
「はい、お願いします(苦笑)」
結局涼介に来てもらうことになった。
「なんか悪いね百合ちゃん(苦笑)
わざわざこんなことの為にマネージャー呼んじゃって......」
唯は申し訳なさそうにした。
「ううん!
でも今日はとても楽しかった、ありがとう(微笑)」
「こっちこそ!あの人気モデルの百合ちゃんと遊べて超楽しかったよ♪」
「また機会があったら遊ぼうぜ!」
「うん!」
「まさか和真と一緒にサボってわざわざこっちにまで来るとはな。」
「あ、はははは(苦笑)」
(本当は九条君に無理やり連れて行かれたんだけど......汗)
「でも楽しかった、ありがとう。」
「私も、九条君のお友達の方達と遊べて楽しかったよ!」
サボリはいけないことだけど、楽しかったことは事実だった......