藤ヶ谷先生、大好きですよ?3ーThirdSerieSー
第4章 ♡Story51♡ 九条和真
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「っしゃあ!恭一郎に勝ったぜ!」
「くっそぉ......まさかこんな女好き野郎に負けるなんて......」
「いい感じ♪
百合ちゃんとプリクラ撮れるなんて夢みたいだよ!」
「こちらこそ、ありがとう(微笑)」
「ねぇ!和真達はどうしたんだろうね?」
「さぁ......探してみる?」
「そうね!」
4人は和真亮介を探しに向かった。
「アイツ等はどーこだっ!っていた!
......ってかあいつら、何してんだよ(苦笑)」
恭一郎はふたりを見つけたらしいが苦笑いしていた。
「「えぇ?」」
他の3人も恭一郎が指をさした方を見た。
「「......え゛?(汗)」」
4人が見た2人の姿は...
「お前、まだ取る気か?」
「そっちこそ、荷物がかさばるだけだぞ!」
お菓子やらぬいぐるみやらUFOキャッチャーの景品がふたりの横に
山程と言っていいくらい積み上がっていた。
「ったく!何してんのよ!後先考えないであんなに取るなんて(苦笑)」
「......あれ、持ち帰るつもりかなぁ(苦笑)」
(いくらなんでも取りすぎだよ......汗)
「......ちょっと二人共!何そんなに取ってんのよ!
目的のもの取れないの!?」
「別に。」
「ただどっちが多く取れるか勝負してただけ。」
「どこまで馬鹿なのよ!そんなに景品、どう持ち帰るつもりよ!」
「「......。」」
ふたりは唯の言葉に黙り込んだ。
「あははは(苦笑)にしても、随分取ったね。ぬいぐるみとか、どうするの?
いくらなんでも男子がこんな可愛いうさぎやら猫のぬいぐるみは......」
(恥ずかしくないのかな?)←
「あーそのぬいぐるみか。
別にいらねぇから、お前に全部やる。」
「......え!?」
「ちょっと和真!なーに全部百合ちゃんに押し付けてんのよ!
いくらなんでもこんな数持っていけるわけ無いでしょうが!!」
ぬいぐるみはなかなかのサイズなので全部持ち帰るのはもちろん大変である。
だが何より、
(絶対太輔に叱られる......汗)
百合にとってこれが一番心配だった。