藤ヶ谷先生、大好きですよ?3ーThirdSerieSー
第24章 ♡FinalStory♡ 消えないキズナ
再び控室に戻ってきた二人。
ちなみにゆりは少しの間ベビールームに預けられ、
獅依留ら赤ちゃんたちと遊んでいる。
このあとの二次会だが、15:30となっている。
百合と太輔は1、2時間ほど時間が空いている。
「てか、二次会はウェディングドレスで参加するつもりか?」
「うん!二次会には学校の人やモデル後輩が来る予定だから(笑)
その人たちのためにもウェディングドレス見せた_くらっ……たいん、だよね……」
「っ百合!」
百合は突然バランスを崩し太輔のところに倒れこんだ。
咄嗟に百合を支える太輔。
「っおい……大丈夫か……」
「っう、うん……少し、目眩がして……緊張して、疲れちゃったかな(苦笑)」
「とりあえず、ソファーで寝ろ。きっと、疲れたんだ……」
「ぅ、うん……」
少し目を虚ろにさせている百合。
太輔は百合をソファーまで運び、靴を脱がせソファーの上に寝かせた。
「ちょっと、ハンカチ水で濡らしてくる。」
「うん……」
そしてまもなく、ハンカチを水で濡らした太輔が戻ってきた。
百合のおでこに乗せ、頭を冷やす。
「はぁ~……冷たくてきもちぃ……」
「今日は晴れてるし、気温も高いしな。ちょっと夏バテでも、
したんじゃないか?」
「ははっ…かもね~……」