藤ヶ谷先生、大好きですよ?3ーThirdSerieSー
第24章 ♡FinalStory♡ 消えないキズナ
「さっさと誓いのキスでもしろ。」
「「……。」」
「お前ら見てっと、こっちもウズウズするし恥ずかしいんだよ。」
「……お父さんたちよりマシだと思うけど……」←
「こないだの食事会見る限りお前の両親もだろ。」←
「これだからお前らみたいなバカップルはムカつくんだよ。
いいからさっさとやれ。」
「「エラソーに……」」
「うるせぇ……じゃなきゃ俺がするか?(笑)」
「お前、式場を修羅場にする気か(汗)」
「わかったら、さっさとしろ。」
「ったく……百合、」
太輔は体を百合に向け直しベールをあげる。
「太輔……」
「俺は、最後まで……いや、これからも永遠に愛し続ける。」
「っ……私も、天国にいってもでずっと、太輔を愛し続けるから(微笑)
太輔とゆりを、永遠に見守り続ける……」
「百合……」
そしてゆっくりと唇を近づけ…
「太輔……」
百合は目を閉じた。
そしてふたりの唇が数ミリとなったところで太輔も目を閉じそのまま百合に、
_ちゅっ…
誓いのキスを交わした……。
_ぱちぱちぱちぱちっ!
そして再び大きな拍手が起こりふたりを祝福した。
「おめでとう百合!義兄さん!
ゆりもしっかりと見ていたよ!」
「ぇへへ♪」
「2人ともおめでとう!
これで俺たちの仲間だね(笑)」
「おめれりょぉ♪」_パチパチ
ふたりは唇を離し……
「「……(微笑)」」
見つめ合いながらお互い微笑んだ。
「……(微笑)」
和真も拍手をしながらふたりを優しく見守っていた。
そして結婚証明書の著名や閉式の辞などが終わり、ふたりは退場することに。
再び奈央の演奏と共に、花のアーチをくぐり花のみちをふたりは手を組み歩いていく。
そして参列者からは花が投げられ祝福の言葉も投げかけられた。
「おめでと「おめでとう!」う!」おめでとうご「おめでと!」ます!」
「……(微笑)」
「みんな、ありがとっ(微笑)」
ふたりは笑顔のまま退場し挙式は無事幕を閉じた。