藤ヶ谷先生、大好きですよ?3ーThirdSerieSー
第24章 ♡FinalStory♡ 消えないキズナ
_翌朝
_チュンチュン…チュンチュン
「ん、んぅ……もう、6時かぁ……」
スズメの鳴き声と共に目を覚ましたのは百合。
ゆりは当然のごとくまだ眠っている。
「ゆりおはよう……ママたちちょっと先に出かけちゃうけど、
お母さんたちの言うことよく聞くのよ……」
ゆりにひと声かけると百合は私服に着替え、1階に降りた。
1階に降りると、太輔は既に起きてるらしく朝食の支度をしていた。
「おはよう太輔、本当は私がすることなのにごめん(苦笑)」
「俺が早すぎただけだし、大丈夫だよ。
ゆりはまだ眠ってんだろ?」
「うん!ご飯食べ終わったら行くの?」
「まぁ大体はな。でも7時くらいに出れればいいから、少しゆっくりしてろよ。
ほら、朝飯。みんなよりちょっと早いけどな。」
「ありがとう!」
ふたりは朝食を済ませた。朝食を済ませた頃、裕太たちが起きてきた。
「ふぁ…おはよう二人共、早いねぇ……」
裕太はまだ眠そうだった。
「そりゃあ7時くらいには出ないといけないんだから(笑)」
「俺たちも朝食を済ませたら合流するからなー」
「うん!あ、ゆりは連れていけないからお母さんたちお願いね?」
「おっけー、いいわよ♪
また数時間後に会いましょ」
「うん、じゃあ太輔、そろそろ出ようか。」
「そうだな。」
「「いってらっしゃぁい」」
「いってらっしゃぁい…ふぁ……」
「「……(汗)」」
((相変わらず朝に弱い……))