藤ヶ谷先生、大好きですよ?3ーThirdSerieSー
第24章 ♡FinalStory♡ 消えないキズナ
_玉森家
「ただいまぁ!」
「ただ今帰りました。」
「あらおかえりなさい二人共!
明日の準備は万全かしら♪」
「もっちろん♪ゆりは?」
「ゆりちゃんなら……あそこよ?」
有希子はリビングの方を指さした。
「「……?」」
ふたりがリビングを覗いてみると……
「「……zzz」」
ソファーの上で、ゆりと獅依留は裕太と一緒にお昼寝していた。
「ぁ……寝てるの……」
「えぇ、ついさっきね。
裕太まではしゃぎすぎて(笑)」
「お兄ちゃんらしい(笑)」
「(笑笑)
明日は、早めに家を出るのよね?」
「うん、だってガーデンウェディングだよ?
昼間にやらなきゃ♪」
「北山先生の時は、夜だったよな。」
「だね!」
「式は確か、10時からスタートだったかしら?」
「うん、準備もしないといけないからね!」
「なら、今日は早く寝たほうがいいかもな。
お前朝弱いし。」
「っそ、そんなに朝弱くないもん!
目覚ましセットすればよゆーですっ!」
「はいはい(笑)」
「わかってないでしょ……(怒)」
「わかってるし。」
「わかってない!」
「わかってるし。」
「わかってなーいっ!!」
「こらこら夫婦喧嘩はよしなさい(笑)」
「「してない!」」
「相変わらず息がピッタリなんだから(笑)
明日、楽しみにしてるわよ?」
「っ……うん!」
こうしてふたりは、いつもより早めに寝ることにし明日に備えたのだった。
_夜9:00
「じゃあお休み~」
「おやすみなさい。」
「「おやすみ~!」」
「さぁ、ゆりも一緒におねんねよ~」
「……zzz」