藤ヶ谷先生、大好きですよ?3ーThirdSerieSー
第23章 ♡Story70♡ ココにいるキセキ
_そして夕方、神城家・九条家の二家族が玉森家にやってきた。
「百合ちゃん裕太くん久しぶりね!」
「和真くんのお母さん!お久しぶりです。」
「よぉ……」
「和真くんも、いらっしゃい!」
「なんか、変な感じする……」
「10年ぶりだもんね、こうして集まるの。
和真くんのお父さんもまだ仕事?」
「あぁ、でも早く終わらせてくるってよ。」
「よぉ百合!」
「陸!2年ぶりくらいかな?こうして直接家にあがるの。」
「だな!」
「あーうっ」
「あ、その子が獅依留くん?」
「そっ(笑)
姉貴の隣にいるのが旦那さんの彦一さん。」
「はじめまして、観月彦一です(微笑)
陸くんから、いろいろ聞いているよ。」
「はじめまして、玉森百合です。水琴お姉ちゃんも久しぶり!」
「久しぶり百合ちゃん、百合ちゃんの活躍はテレビや雑誌で見ていたわ(微笑)
さっきも紹介があったけどこの子が獅依留よ?」
「うう♪」
「元気ですねー(笑)」
「元気すぎて困るくらい(笑)
ちょうどゆりちゃんの遊び相手にもなると思うわ。」
「ですね!」
「にしても百合のお父さんってまだ仕事?」
「うん!陸のところも?」
「そ!でも早く帰るんだーって!
あと旦那もまだ仕事?(笑)」
「うん、でもさっきLINEが来てもう大学出たってさ!」
「まぁ外で屯うのもあれだし中に入るか。」
「うん!みなさんいらっしゃーい♪」
そしてぞろぞろと玉森宅へ入っていく一行。
「さあ、ゆりちゃんはどこにいるのかしらぁ♪」
和真の母和衣は早速ゆりを探し始める。
「おふくろ、恥ずかしいからやめろ。」
「……いたぁ♪
この子が百合ちゃんのゆりちゃんね!」
ちなみにゆりは裕太にお守りをされていた。
「相変わらず同じ名前だとややこし!表記は違うけどよ。」
「文句が多いわね和真は!裕太くん、私にも抱かせてくれないかしら?♪」
「いいですよ!」
「あっらぁ…可愛いわね~♪」
「おふくろ……(汗)」