藤ヶ谷先生、大好きですよ?3ーThirdSerieSー
第4章 ♡Story51♡ 九条和真
「今日はコイツとサボり。」
「ひゃいっ!?」
「反応かわいっ!
なぁ和真!この子誰だよ!?本気で紹介して!」
「バーカ!
お前が届くような相手じゃねぇよ(笑)」
「そりゃあわかんねぇじゃん!
ねぇ!君の名前教えてよ!」
勇斗は目をキラキラさせた。
「え、えっと......」
「おい勇斗、女子怖がらすようじゃ駄目だぞ。
まず自分の名前から言えよ。」
背が他の男子に比べて低い人は制服とか髪を崩している割に大人っぽそうな感じがした。
なんか、チャラくなった団司さん見てるみたい......って!
なんか団司さんや北山先生に似てる!?←
「っ別に怖がらしてねぇよ!
あ、俺の名前は星田勇斗!現在彼女募集中♪」
「俺は湊亮介だ。」
やっぱ団司さんと似てる......
「私は桜井唯!」
さくらい......まさか櫻井先生の親戚だったり!?←『違いますよ(微笑)』by.翔
「俺は長瀬京太郎だ!よろしくな!」
で、でかいなこの人......
に、にににににしても......
みなさんちょっと怖いです!本当に同じ高校生ですか!?←
今まで不良生徒というものを実際に見たことない百合にとっては
少し怖いと感じたようだ。
「おい、勇斗のせいで覚えてんぞその子。」
「お、俺のせい!?」
「......おい、お前もさっさと自己紹介しろよ。」
「きゃっ!」
和真は百合のセーラー部分を掴み前に押した。
「ちょっとちょっと和真!
女の子にそんな乱暴なことしちゃダメでしょ!」
「別に乱暴してねぇし......」
百合は丁度唯の前で立ち止まった。
「あ、あのえっと......玉森、NAME1#です(苦笑)」
とりあえず百合は同じ女子である唯に自己紹介をした。
「え......玉森、百合って......」
唯は目をぱちくりして百合を見た。
「おいおい待てよ和真......ドッキリじゃねぇよな(汗)」
「ドッキリじゃねぇよ恭太郎、お前らが最近ハマってるっていう百合ちゃんだよ。」
「ど、ども......(汗)」