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藤ヶ谷先生、大好きですよ?3ーThirdSerieSー

第23章 ♡Story70♡ ココにいるキセキ


「藤ヶ谷先生からLINEで聞いたけど、今日の0時過ぎに産んだんだって?」



「はい、8時過ぎくらいに陣痛が来て……それから4時間くらいです。」



「真夜中大変だったっしょ(苦笑)
俺らの時は、夕方にきて夜に産んだよな?」



「えぇ、家事の途中に来たからびっくりしたわ(苦笑)」



「俺も仕事中に来たからびっくり仰天よ!
あ!式はいつ挙げるんです?」



「7日です。さっき百合が招待状を書き終わらせたので今日明日には届けます。」



「っちょ7日!?
今日2日でしょ?あと5日じゃん!」



「ははははは(苦笑)
私、あと寿命がもって1週間なんです。」



「っえ……?っそんな!もう少し先だってこないだ言ってたじゃん!
っ藤ヶ谷先生!」



「北山先生、本当なんです……。出産を無事に終えた代わりに、
百合の寿命が縮んだんです。百合も、それを受け入れています。」



「っそんな……急過ぎだよ!」



「でも、今私が生きているのは奇跡に近いんですよ?
私は、短い時間を有意義に過ごしたいって思ってます(微笑)」



「っ……」



「あなた……」



「ぱぱ、だいじょーぶ、だいじょーぶなの。」



「っ……わかったよ。先生や家族が受け入れているのに、
他人の俺が受け入れられないなんてあれっすね(苦笑)

わかった、ちゃんと受け入れるよ。このことは、クラスメートやみんなに言ったの?」



「一応陸達には……でもまだ、シオンさんや中居さんとか……
全員には言ってません……」



「まぁ、知り合い多いもんね(苦笑)
……よし!招待状ちゃちゃっと出してきましょうか!」



「いや、印刷まだですから(笑)」



「ありゃそうなの?」



「パソコンで打って、やっと印刷しようってところですから(苦笑)」



「じゃあ俺が印刷してきます!
近くにセブンあったし!」



「……そこまで言うなら、お願いしちゃう?」



「……そうだな。それじゃ、お願いしてもいいですか?これ、USBです。」



「おっけー♪」



「じゃあ小夜、ちょっと印刷いってくる!」



「はいはい、いってらっしゃーい。」



「ゆりたんとあそぶぅ!」



「「ぁ……」」
((切手貼らないと送れない……))←
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