第23章 ♡Story７０♡　ココにいるキセキ

「……zzz」



あれからゆりは赤ちゃん用ベッドで眠りに就いた。



「ふふふ、この子が今日の夜中生まれてきたんだよ？
なんか、信じられない(笑)」



「そうだな……」



「てか、太輔はまだ抱っこしてなかったね(笑)」



「そういえば、そうだったな……＿ｺﾝｺﾝ「百合ちゃんいるー？」
…？北山先生かな……」



「かもね！はーい、どうぞー」



「しっつれいしまーｓ「「しーっ！」」っふたりして何！？」



「北山先生、今ゆり眠ったばっかりなんです！」



「ゆりが起きるので静かにしてください。」



「ご、ごめんごめん(苦笑)
てっきり赤ちゃんがいっぱいいるベビールームにいると思ってさぁ……
へぇ、この子が二人の子供ですか！」



「はい、ゆりです。私が命名しました(笑)」



「同じ名前じゃん！
わっかりずらいなー(笑)」



「でも私が死んだらわかりやすいですよ(笑)」



「笑顔で死ぬ言わない(笑)
ほら来海、この子がゆりちゃんだよ。」



「ゆりたーん！」



来海はゆりに触らうとしていた。



「ダメよ来海(苦笑)
今丁度おねんねしたんですって、起こしちゃダメよ？」



「くりゅみとあそぶぅ！」



「来海すっかりゆりちゃんが気に入ったみたいですね(笑)
そういえば百合ちゃん、なんかクリスマスパーティーの時
ゆりちゃんと同い年の子が生まれるって話をいくつか聞いてたでしょ？」



「はい！無事産まれたんですよね？」



「そっそ！陸くんのお姉さんが５月に獅依留くんって子を出産したよ。」



「し、しえる……？
若干キラキラネームの感じ……」



「漢字は……こうだっけな！“獅依留”」



「「漢字の画数多っ！」」



「んで、同じ月に奈央ちゃんのお姉さんが愛美ちゃんを産んだの。
愛の美って書いてまなみちゃん！」



「可愛い名前ですね！」



「それで、颯太くんの歳の離れた従妹が４月に生まれて千鶴ちゃんって名前らしいよ！
千の鶴と書いて千鶴ちゃん！颯太くんが付けたみたいだよ。」



「へぇ……それじゃ、ゆりはお友達に困りませんね！」



「だね(笑)」