藤ヶ谷先生、大好きですよ?3ーThirdSerieSー
第23章 ♡Story70♡ ココにいるキセキ
あれから眠りに就いた百合。
眠りに就いた時間がかなり遅かったため、
百合は朝の10時になるまで目を覚まさなかった。
一方の太輔は百合に寄り添うようにずっと傍にいた。
ちなみに他の人たちは式をあげる手続きや準備などに向かったため
今は病院にいはいない。
「ん、んぅ……」
背伸びをする百合。
「百合、起きたか。」
「うん、まさか太輔はずっとここに……?」
「あぁ、あれからずっと……お前のそばにいたよ……」
「……太輔、あまり眠ってないでしょ?目にクマ、少し出来てるよ?」
「仮眠は、取ったつもりなんだけどな(苦笑)」
「仮眠じゃダメだよ!ちゃんと寝なきゃ……ああー!
目にクマがあるくせにパソコンいじってる!そりゃあクマもできるよ……」
「できるだけ早く、招待状を渡したいからな……じゃないと、
他の人の予定も取りにくいだろ?」
「それは、そうだけど……」
「やっと半分いったよ(苦笑)
俺も友達それなりに呼んだつもりだけど……お前の知り合いが多すぎてな(汗)」
(特に芸能関係でやばいからなぁ……)
「……でも、太輔の体調も心配だよ!
あとは私がやるから太輔は寝て寝て!」
「いや、でも…「私のお願いが聞けないのー?私あと1週間しか命がないんだよー?」
……わかったよわかった。お前がそこまで言うなら……寝るよ……」
「よし!じゃあこのベットで寝ていいよー♪」
「いやいや俺病人じゃねーから(笑)
机で俯せになっても、充分寝れるから……ほら、パソコン。
漢字とか打ち間違えるなよ?」
「わかってますよーだ!」
「んじゃ、お言葉に甘えさせて寝るな……」
「うん、おやすm.「スゥ……スゥ……」は、早!ってか、やっぱり無理してたんじゃん……」
百合はタオルケットを取ると太輔の背中に被せた。
「一応念の為にはね……さて!招待状書くぞー!」
そして百合は午前中の時間を利用し、招待状をすべて書き終わらせた。