藤ヶ谷先生、大好きですよ?3ーThirdSerieSー
第22章 ♡Story69♡ ふたりが出会えたキセキ
「……"百合"の首元にかけて渡したんだよな?」
「っ太輔、今なんて……今"百合"って……」
「……百合、どうした?」
「っ全部……思い、出したの?」
「……あぁ、大方はな。」
「っ!」
百合は思いっきり太輔に抱き付く。
「っちょ!苦しいんだけど……(汗)」
「っだって……さっき"百合"って呼んでくれたんだもん!
記憶失くしていた間、ずっと"百合ちゃん"ってちゃん付けだったんだもん(泣)」
泣きながら抱き付く百合。
「っそんなことくらいで、泣くなよ……」
「っだってぇぇ……(泣)」
「……わりぃ、ずっと余計な心配かけて……」
「う、うぅぅ……(泣)」
_ぽんっ…「百合……」
「っ……」
太輔は百合を抱きしめ、頭に手を置く。
「ごめんな百合ずっと、辛い思いをさせて……」
「ぅ……太、輔……」
「まだ、思い出せていないこともあるけど……」
「っううん!
そういう風に、呼んでくれただけでも嬉しい……ありがとう、太輔……」
百合は抱きしめる力を強める。
「……。」
太輔も何も言わず百合を抱きしめた。
「っう…うぅ……」
_パチパチパチ「「「おおお……!」」」
「ほんと、大輔があの日……記憶を戻してくれて嬉しかった(微笑)
でも……」
「あのあとが、なにげに大変だったんだよな……」
「そうそう(苦笑)」
「あのあとから雅さんのs.「ふたりとも!だから暗い話はなしよ!」…はい(汗)」
(そんな否定しなくても……涙
だって結構重要な話だよ!?ネックレスなくすわ連れさらわれるわ団司さん大怪我、
徹平さんも怪我して……婚約までさせられそうになる……)
「それだと話が長すぎるわ。知りたい方は第2作目をご覧下さいませ♪」
「お母さん……作者とどっかで繋がってるでしょ……」
「繋がってないわよー(笑)
こんなかんだで、ふたりの間にはたくさんの壁もできたけど……
今でもこうして二人の関係は続いています(微笑)」