藤ヶ谷先生、大好きですよ?3ーThirdSerieSー
第4章 ♡Story51♡ 九条和真
百合side
「今日は俺と一緒にサボってみるか?」
「......え!?」
九条君から出た予想外の言葉......サボるって!?
「息抜き。」
「い、息抜きって言ったって......」
「お前、学校に行ってるから芸能界で仕事してるかのどっちかなんだろ?
そんなの、ずっとやってたらストレス溜まんだろ。」
「っ別に私はストレスなんて溜まってないよ!
学校もお仕事も楽しいし、充実してるし......」
「......なら!
俺が別の楽しみ方、教えてやるよ。」
和真は自信ありげに小さく笑いながら言った。
「っサボるが楽しいって..._グイッ!「ほら、行くぞ。」..っちょ九条君!?」
和真に腕を引っ張られふたりは公園を後にした。
「っ九条君!いくらなんでも朝からサボるだなんて!!」
「たまには息抜き必要だぜ。」
「っだから私は毎日が充実してるってばぁ!(汗)」
結局私は九条君を学校に連れ戻すことができなかった。
そのかわり、九条君と少しだけ打ち解け話ができたけど......
まさか学校をサボるという展開になるなんて思ってもみなかった......
「本当に充実してんのか?
どうせ休日も、変装とかして堅っ苦しい生活してんだろ。」
「っそんなこと、ないもん......ってかどこ行くの!?」
そんな私はまだ九条君に腕を掴まれ走っている......
「駅。」
「駅!?
駅ってどこ行くつもり!?私のお財布学校なんだけど!」
「今日は俺が全部奢る。」
「いやいやいや!どこ行くの!?」
「前の学校のダチんとこ。同じ東京だし。
いまLINEする。」
「いやいやあの......勝手に話を..「即OKもらった。」早すぎ!(汗)」
「行くぞ。」_グイッ!
和真は再び走り出した。
「ぎゃあぁぁぁぁ!!」←
こうして百合は和真と
一緒にサボることになった。←『ほぼ無理やりよ(涙)』by.百合