第4章 ♡Story５１♡　九条和真

「......。」



「......藤ヶ谷先生、朝の百合......初めて見たっしょ(苦笑)」



「まぁ、な......百合が前を通った時、腕を掴んだけど、
すぐ追いかけて行っちまったしな。」



「彼氏よりも元クラスメイトを優先しちゃだなんて......
ホントどんな関係なんだろ(苦笑)」



「北山先生、言い方に気をつけてください。」←



「あ、すいません横尾先生(苦笑)
でもやっぱり......気になりません？」



「はぁ......(苦笑)」



「......。」



「さっきも言ったように、アイツは九条を放っておけないんです。
姉が弟を心配するみたいな感じで......」



「姉弟みたいな関係なの？あのふたりって。」



「......多分(苦笑)」



「多分かい！」
(うっわぁ......藤ヶ谷先生、大丈夫かなぁ......汗)



「......。」



太輔はしばらく無言だった。



「まぁ百合、重度なお人好しだから！(苦笑)」



「......陸君、無理に気、使わなくていいよ。
逆に影響悪いから(苦笑)」



「え゛！？」



宏光の言葉に仰天する陸。



「......。」



「っ藤ヶ谷先生が心配するような関係はないっすから！
だから大丈夫っす！(汗)」



「陸、凄い焦りようだぞ。落ち着け。」



「ぁ、はい、団司さん(苦笑)」



「......。」



「っまぁ、百合のことだから！
先生に今日のこと全部話してくれると思いますよ。」



「......あぁ、百合からも聞いた。」



「ぁ、はい......(汗)」
(やっぱり怖い！(涙))



「......。」



「......陸君達、あとは俺らにまかして戻りな(苦笑)」



「す、すいません北山先生(苦笑)
じゃあ俺らはこれで......」



陸達はお辞儀をしその場を後にした。




「......。」









「「......(汗)」」
((やっぱり、怖い......汗))←



そして残った３人、宏光と渉は太輔を怖いと思うのだった。