藤ヶ谷先生、大好きですよ?3ーThirdSerieSー
第22章 ♡Story69♡ ふたりが出会えたキセキ
_現在
「へぇ……試合終了後に結ばれる……まるで青春恋愛マンガの1ページだね(笑)」
「めちゃ面白がってるじゃねぇか……(怒)」
「おっこんないでよ陸!
割と、当時は百合も本気だったの?」
「まぁその時はね(苦笑)
だって、卒業式に太輔と再会するなんて夢にも思ってみなかったもん!」
「一気に俺に対して興味なくなったよな……お前……」
「っうるさいわね!しょうがないじゃん!
運命の相手は陸じゃなかったんだから!」
「でもさー……仮に先生と再会してなかったとするじゃん?
その状況の中九条が転校してきてたら……九条と結ばれてたんじゃね?(笑)」
「玲、まるで陸が眼中にないって言わんばかりだね(笑)」
「だなー(笑)」←
「っお前らなぁ!」
「ふふふふふ(笑)
これが、卒業式に撮ったものよ。この日に再会するのよね(笑)」
「こっちは、太輔が晴れて教師になった時の写真よ?
まだ初々しいわね(笑)」
「ほんとだわぁ……この時百合って何歳かしら?
この太輔くんは大学卒業後だから23歳とかよね?……あ!ちょうど百合が6年生の時ね!」
「私が入院した年に太輔が先生デビューしたんだね(笑)」
「みたいね(笑)
それでこれが、高校教師になって初めて受け持ったクラスよ。」
「ほへぇ……」
「そしてこっちが1年前の百合!入学式の時のものよ。」
「あ!私と玲も写ってる!」
「てか、たまたま写りこんでるやつだろ(笑)」
「子供の成長は早いですわねぇ(笑)」
「そうですね。バカやってた太輔も今じゃアレですから(笑)」
「アレってなんだよ……(怒)」
「そろそろ二人の思い出に入るわよ~♪
これは太輔君たちが思い出として撮った写真ね!
あら?ふたりの間に子グマが乗ってるわね……
これはどんなシチュエーションの時なの?(笑)」
「あーこれは……動物園に行った時ですね。
百合が撮りたいってうるさくて(汗)
それで、これはイルカショーなんですけど……
ふたりしてびしょ濡れになりました(苦笑)」