藤ヶ谷先生、大好きですよ?3ーThirdSerieSー
第22章 ♡Story69♡ ふたりが出会えたキセキ
「っ……」
「それで、今日呼んだのは食事会のことなの。」
「しょ、食事会……?」
「えぇ(微笑)
貴女のことをもっと知りたいのよ。理事長と一教師としてじゃなく、
義理の母と娘として。」
「っ理事長……」
「やーね(笑)
私達でいるときは、お義母さんで構わないのよ?
貴女は、私の娘も同然だもの。」
「っ……お義母……さん……」
照れくさそうに言う百合。
「っ……おい!」_ダンッ!
会話をすべて聞いていた太輔、太輔は勢い余って理事長室のドアを開き中に入った。
「「っ!?」」
「っ!ふ、藤ヶ谷くん!なんでここにいるの!?
生徒は、理事長に呼ばれた人しか入れn.「っうるせぇよ!」っ藤ヶ谷くん!
一体どうしたって言うの!?」
「恭吾……たしかこの生徒は……」
「はい、白咲先生の生徒です。
1年次から、問題を起こしている生徒の一人です。」
「っおい……!今の話……ホント、なのかよ……結婚、って……」
「っ君…盗み聞きはy.「そうよ……」っ百合!」
「っ……」
「私と恭吾さんは、お付き合いをしているわ。結婚を、前提に……」
「っアンタは……!アンタは本当にそいつのことが好きなのかよ!
愛しているのかよ!!」
「もちろん、当たり前じゃない……恭吾さんは、
私にとってかけがえのない人なの(微笑)」
「っ……」
「藤ヶ谷くん……なにか勘違いしているようだけど、
私はいやでお付き合いをしているわけじゃないの。
彼が理事長の息子だとか関係ない、私は、彼の人柄や性格も含めて好きになったの……
いつも、私の支えになってくれるの……」
「っ……」
「……これで満足だろ。わかったらすぐ教室に戻りなs.「っ俺!」
「……?」
「っ俺……!ひとつだけ、できた夢があるんだ、よ……」
「夢?藤ヶ谷くん、夢ができたの?」
「っ……_コクッ……俺、」
「……。」
「俺……教師になってやるよ……」
「っきょ、教師……?」
「……あぁ。」
「っ藤ヶ谷が教師?そんな無r.「夢、あるじゃない(微笑)」っ百合?」
「……。」
「ちゃんと、立派な夢があるじゃない(微笑)」