藤ヶ谷先生、大好きですよ?3ーThirdSerieSー
第19章 ♡Story66♡ 最後のお仕事、新しい命
_翌日
「おっはようございまーす!」
「おはようございます。」
「徹平くんに団司くん……なんで君たちがここに……」
「私……もう芸能人じゃありませんよ?」
「まぁ、本来だったら俺らの役目は終わりってことになるんだけどさ!
どうせだったら、最後までこうしてたいなって立花と話してよ!」
「そ、そうなんですか……?」
「おう!A組めっちゃ楽しいもんな!
それに文化祭!ここで帰るわけにいはいかないっしょ!」
「ふふっ……徹平さんったら(笑)
でも、嬉しいです。こうして一緒に登校できるの……」
「俺らも!」
「……あぁ、そうだな。」
団司は視線を横に移しながら言う。
「じゃあ、またいつもみたいにお願いな。」
「「おいっす!/はい」」
「じゃあ太輔、いってきます!」
「いってらっしゃい、百合。」
こうしてまたいつものように徹平達と登校する百合。
太輔もしばらく見送ると仕事に行く準備を始めた。
_学校
「おはようみんな!」
「「おはよう百合!」」
「はよう百合、今日からは文化祭準備期間だぜ!」
陸は嬉しそうにしながら百合達の元へやってきた。
「陸はしゃぎすぎ(笑)
そっか……今週は文化祭準備期間か……」
「そっそっ!
それに、お前にとっては最後の文化祭だしな。みんな気合入ってんだよ。」
「ふふっ……ありがとう、そう言ってくれt.っぁ……!」
百合は突然お腹を押さえその場に座り込んだ。
「っ百合!」
「っ百合ちゃん!急にどうしたんだよ!」
「っ……腹が、痛いのか?」
「っ……」_コクッ
団司の問いに小さく頷く百合。
「っなら保健室n.「っ大丈夫です!」…だが……」
「すぐ、治りますから……っほら、痛みも和らいできましたから……」
百合はゆっくりと立ち上がった。
「っでも……」
徹平は不安そうに百合を見た。
するとそこへ和真と美香、玲の3人がやってきた。