藤ヶ谷先生、大好きですよ?3ーThirdSerieSー
第18章 ♡Story65♡ 久しぶりのデート
「確かに、ファンサービス旺盛だな。」
「でしょでしょ!このあとはセイリングデイブッフェのレストランでお昼とるよ!」
「別にいいけど、なんでそんなテンション高いんだよ(汗)」
「だってここで写真やサインをもらえるんだよ!?
これは行かなきゃねぇ♪」
「はいはい……」
_セイリングデイブッフェ
「早く来ないかなー♪」
「どんだけだよ……(汗)」
太輔は飲み物を口に含む。
そしてしばらくして手下達がセイリングデイブッフェにやってきた。
その中には百合のお目当てでもあるジャックハートの姿もあった。
「ジャックハートキターッ!」←
「お前ってやつはホント……汗」
そしてジャックハートは百合達のいるテーブル席にやってきた。
「あ、ジャックハート!」
百合はつかさず声をかけた。
「やぁ、また会ったね✩」
「……。」
(チャっれぇ……)←
「ねぇジャックハート、写真一緒に撮って!」
「もちろん✩
彼氏さんも一緒に撮ります?」
「いや、俺は結構です……写真苦手なんて……」
「じゃあ二人で撮っちゃおっか♥
はい、もう少しこっちに寄って!」
_ボソッ「やったー♪」←
小さく喜びを声に出す百合。
「……(怒)」
(百合のやつ……)
「それじゃあ彼氏さん、シャッターのほうお願いできます?」
「ぇ……あ、はい……」
太輔は百合からスマホを受け取り写真を撮る準備をした。
「……じゃあ、撮りますよ?」
(なんで俺がこんなことを……)
_パシャッ
「ねぇ太輔!うまく撮れた?」
「……こんな感じ。」
写真を百合に見せる太輔。
「あ!いいね!いい感じ♪
ありがとうジャックハート!」
「これくらいお安い御用さ✩
せっかくだからもう一枚撮ろうか、さっきとは少し別のね。
彼氏さん、スマホプリーズ!」
「ぇ……(なんでだよ……汗)
あ、どうぞ……」
「今度は自撮り風に撮ってみようか?」
「えっ!いいの!?」
「可愛い子には大サービスだよ✩
_ボソッ…ねぇ……」
「はい?」