藤ヶ谷先生、大好きですよ?3ーThirdSerieSー
第4章 ♡Story51♡ 九条和真
「ちょっと気になりますけど......高校生となったら大方は
自己責任ですからね......僕らがどうこうは、言えないですね......」
「まぁなぁ......授業に出る出ないは、もう生徒の自由だもんなぁ(苦笑)」
「......。」
「......藤ヶ谷先生、じっと見てどうしたんっすか?」
「っい、いえ別に......」
(なんだろ......過去の自分を見てるみたいな感じがするのは......汗)
駐車場に入ろうと、右折をしようとした時...
「っなんで追いかけてくんだよ!!」
「心配だからに決まってるでしょ!!」
「お前馬鹿か!!」
「馬鹿でも偽善者でも、何とでも言っててよ!!」
「じゃあ追いかけてくんな!!」
「いや!!!」
「「「っ!?」」」
突然ふたりの男女の大声が聞こえびっくりする3人。
「っ朝からなんなn..って百合!?」
なぜこの時間帯に百合がいるんだ......(汗)
「え、ちょ!百合ちゃんってまさかこんなとこにいるw...っていたー(棒)」←
「っ......ちょっと車停めますよ?」
「あ、はい......」
流石横尾先生、反応が早い(苦笑)
そして一旦車を端に停め、太輔達は急いで車を降りた。
太輔が降りた時、男子生徒がすぐ前を横切っていった。
「っちょ君!」
(一体何なんだよ......)
するとすぐに...
「っ九条君待ってよ!!」
百合が和真を追いかけるべく同じ進行に走ってきた。
「っ百合!!_グイッ!
お前、こんな時間に何してんだよ!今HLの時間だろ!」
太輔は百合の腕を掴んだが...
「っ太輔!?
なんでここに...って今は太輔に構ってる暇ないの!
うち帰ったら話すから離して!!」_バッ!
百合はすぐ手を振り払い再び和真を追いかけていった。
「っおい百合!!」
「っ九条君!待ってよ!!
私の話を聞いてったら!!!」
「っ百合......」
あんな百合は、初めて見た......
一体アイツは......