藤ヶ谷先生、大好きですよ?3ーThirdSerieSー
第18章 ♡Story65♡ 久しぶりのデート
部屋に戻ってきたふたり、百合はテレビをつけた。
「んじゃ、先入るなー」
「ほいほーいっ」
太輔はシャワールームに入り百合はフィギュアスケートにチャンネルを回した。
「羽生くん華があって綺麗だなぁ……ってか顔ちっさ!
女子より小さいかも……」
百合はプーさんのぬいぐるみを抱きながらフィギュアスケートを観戦した。
それからしばらくし……
「おーい、あがったz.「マジでぇぇっ!?」っ!?
おい、急に大声あげてどした……(汗)」
太輔がシャワーを浴び終え戻ってきたわけだが、
突然の百合の叫び声に驚きを隠せなかった。
「羽生くん私の番組見てくれてるんだぁ……♥」
「おい……(汗)」
「嬉しいなぁ♪」
「おい百合!」
「ひゃいっ!?
あ、太輔!あがったの?」
「あぁ……出た瞬間お前が大声あげたからびっくりしたよ……
お前もシャワー浴びて来い……」
「うん!
羽生くんの演技見れたから満足満足♪
じゃあ入ってくるね~」
「あぁ。」
(どんだけ羽生結弦にハマってるんだか……汗)
荷物を持ちシャワールームに向かった百合、太輔はベッドに腰掛け
羽生くんのインタビュー映像を見ることにした。
『さきほど、玉森百合さんの番組をよく拝見すると仰っていましたが、
もしかしてファンだったりするんですか?』
『そう、ですね……元々は、彼女の演技に惹かれたんです。
僕より年下で、芸能界に入っても浅いというのにあの演技力には感服しました。
フィギュアスケートに、演技力は必須ですから僕自身もいい刺激になるんです。
それに、彼女の笑顔にはいつも元気をもらいます。
芸能界を引退すると聞いたときは、正直ショックでした。
機会があれば、どこかで共演もしたいなって思ってましたから(苦笑)』
「……スポーツ界にまで浸透してるんだな(苦笑)」
(てか、これ百合見たら発狂するかもな……汗)←
_その頃の百合
「はにゃぁ……シャワー気持ちいい♪」
シャワーを浴び疲れを癒していた。
「太輔、私のお願い事聞いてくれるかな……」
そんなことを呟きながらシャワーを浴びるのだった。