藤ヶ谷先生、大好きですよ?3ーThirdSerieSー
第15章 ♡Story62♡ 誕生日会
「んで、さっき九条くんが渡していたアンクレット。
アンクレットはブレスレットと似ていて足枷です。
一言で言えば【他の奴のところにはいくな】ってことっす!
ようは【束縛】ですよね(笑)」
「……(汗)」
(解釈変えればほとんど当たってるし……)
「にしても、首輪に手錠に足枷……
何みんなして百合ちゃんを縛りたいんですかね(笑)」
「ちょっと百合ちゃんがかわいそうになってきた……」←
「そうだね、ようはみんなして百合ちゃんを束縛したいってことだからね。」
「横尾先生まで……」
「んでんでんで!今日のメインの指輪!
指輪はもう簡単ですよ!【永遠の愛の証】
別の意味では、【お前は俺だけのもの】……ってことです!
ヒュー!藤ヶ谷先生なかなかですねー(笑)
結果的に言えば、藤ヶ谷先生は指輪を合計3つだから……
あなたどんだけ独占欲強いんっすか(笑)」
「……(汗)」
「ち・な・み・に!
束縛度もわかっちゃうんですよ(笑)」
「ぇ……」
思わず固まる太輔。
「ブレスレット、柊くんの百合ちゃんに対しては70%!まぁそこそこっすよね。
九条くんのアンクレットは、いまいち調べてもわからないですけど、
なんとなくざらで80から90%は超えそうですね(苦笑)
そんでメインのあなた!これはまた凄いっすよね……」
「な、何がですが……(汗)」
「あなた、どんだけ百合ちゃんを放したくないんっすか(笑)
ネックレス90%!そして指輪は120%!合計210%!
とんだ独占欲の塊ですよ……」
「「わぁお……」」
「……(大汗)」
(俺……そんな独占欲なんてあるか……?汗)
「そりゃあしょっちゅう嫉妬しちゃいますよね(笑)」
「っ……」
「北山先生、そろそろ藤ヶ谷先生のパラメーター0になっちゃいますから……」
「そこそこにしてあげてくださいよ(笑)
そんで、百合ちゃんにはいつ渡すんですか!?」
「っ二階堂、急に話を変えるな……
まぁ、あまり人がいないところで渡す……」
「いっそ公開プロポーズでいいのに……」
「まぁまぁ二階堂くん(苦笑)」