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藤ヶ谷先生、大好きですよ?3ーThirdSerieSー

第15章 ♡Story62♡ 誕生日会


「……そうですね。」



「俺もついていきましょうか?」



「いえ、今回は俺ひとりで行きます。
百合にとって最後の誕生日になるかもしれませんから……
俺ひとりで、決めたいです。」



「……わかりました、そこら辺は藤ヶ谷先生にお任せします!
あ、婚約指輪をプレゼントするってことは……」



宏光はニヤニヤしながら太輔を見る。



「っ何ですかその顔……(汗)」



「「北山先生/あなたキモイ。」」←



「つまりつまりつまり!
公開プロポーズってことですか!?」



「っちが!……そんな、大勢の前でいうわけ……」



太輔は一気に顔を真っ赤にした。



「でもプロポーズはするんでしょ?
『結婚してください』って!」



「っ……そりゃ、そうですけど……」



「あなた、そろそろおよしになったらいかがです?」



「わりぃわりぃ(苦笑)
まぁ、先生お任せですね!楽しみにしてます!」



「なぜあなたが楽しみにするのよ……」



「だってあの藤ヶ谷先生がだよ!?
つい一年前に恋には縁がなさそうな恥ずかしがり屋さんだったのに……
ここまで成長するなんてさぁ……」



「一体北山先生はどういう目で俺を見てるんですか……(汗)」



「こんな目(笑)」



「はぁ……」



こんな調子でお互い解散し、うちに帰ることにした。












「百合の誕生日まであと1週間とちょっとか……
明日明後日辺りには見に行かないとな……」



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