藤ヶ谷先生、大好きですよ?3ーThirdSerieSー
第14章 ♡Story61♡ 甘えたいお年頃
「ずっと、前から付き合ってる人……」
「……知ってる。」
「ぇ……」
「知ってるよ、お前が付き合っている……奴のこともな……」
「っ……っなんで、なんで和真くんがそんなこと……」
(なんで……知っているの?誰か、話したの……?)
「……。」
「っねぇ、誰かr.「なぁ……お前は、」……。」
「そいつと居て、幸せなのか?」
「ぇ……」
「アイツとずっといて、幸せか?」
「っなんで、急にそんなこと……」
「……約束。」
「え……」
「約束……俺が転校する時にした、二人だけの約束……まだ、
お前は思い出してくれないのか?」
「っごめん……わたs.「思い、だしてほしい……あの日、約束した言葉……
俺は、その約束を果たしたいんだ……お前が、死ぬ前に……」
「っでも……思い出せるか、わからないよ……未だよく、わからないの。
っおかしいよね……昔話は覚えてんのに、
肝心の約束が思い出せないんだなんて……」
「すぐに、とは言わねぇよ……ゆっくりでいいから、
思い出して欲しいんだ俺は……」
「……わかった。絶対、思い出すから……それまで、待ってて?」
「あぁ……」
_キーンコーンカーンコーン
「ぁ……もう予鈴のチャイムだ……そろそろ教室戻らないとね。」
「だな……。」
ふたりはお弁当を片付け、教室に戻った。
それから時間が経つの早く、あっという間に放課後になった。
「明日は百合、学校来るのか?」
「ううん陸、明日は雑誌の撮影があるの。あとは、映画の撮影。
明日終わる予定なの。」
「お、マジかぁ……今日はお前の緊急特番もやるんだろ?
明日からまた忙しくなるな(苦笑)」
「かもね(苦笑)
じゃあみんな、また学校でね。」
「「おお/うん!」」
百合はみんなと別れ、マンションに帰った。
「じゃあ百合ちゃん、明日のお仕事もガンバ!」
「ありがとうございます徹平さん、じゃあまた。」
徹平達にも別れを告げ、いえの中に入った。