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藤ヶ谷先生、大好きですよ?3ーThirdSerieSー

第12章 ♡Story59♡ 溢れる気持ち


太輔side


今日は北山先生の提案で、横尾先生と北山先生でBarに飲み行くことになった。



「北山先生がこんなオシャレな店を知ってるなんて、意外ですね。」



「意外言わないでよー横尾先生(笑)
ここで、プロポーズもしたんっすよ!」



「惚気話は結構です。」



「……(苦笑)」
(そういや、Barに来るなんて久々だわ……)



_ピロリーン



太輔がカクテルを一口飲んだとき、LINEの通知が来た。



「……?」
(百合からか……?)



「おや、おやおやおや?
百合ちゃんからですかー?(笑)」



「すっかり酔っちゃってるよこの人……汗」



「……(苦笑)」
(本当に百合からだ……確か、放課後友達と遊んで来るって夕方に来たけど……
何かあったのか?)



LINEを確認してみると…






『今日の夕飯はどうするの?
太輔の分も作っておいたほうがいい?』




今日の夕飯についてだった。



太輔はすぐ返信を送った。




『今日は向こうで
食べてくるから大丈夫だよ。
先に寝ててもいいからな。』





それを覗いていた宏光は……





「すっかり夫婦の会話っすね(笑)」



「っうるさいです……」



「にしても、式は挙げないんですか?」



「っ式って……なんの……」



「そりゃあ結婚式ですよ!百合ちゃん、あと1年しか生きれないんですよ?
形だけでも、挙げないんですか?」



「っ急に言われても……」



「もちろんすぐにとは言いませんよ?ただ、どう思ってるのかなーって……」



「藤ヶ谷先生、
百合ちゃんと永遠の愛を誓うっていう意味でもいいんじゃないですか?
結婚は、人生の分岐点でもありますしね。」



「横尾先生まで……」



「だって、百合ちゃんの旦那さんになる人は貴方しかいませんよ?
藤ヶ谷先生にだって、百合ちゃんしかいないでしょ?
将来奥さんになる人って。」



「っそれは……」



「まぁ考えてもいい話でしょ?決まったら一歩先輩の俺に相談してください!」



「……する前提での話ですね。」



「「ですです。」」



「……(苦笑)」


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