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藤ヶ谷先生、大好きですよ?3ーThirdSerieSー

第12章 ♡Story59♡ 溢れる気持ち


街中を色々と散策し……



「もうそろそろ暗くなる頃だね……」



「そうだな……こいつらは電車もあるしな。」



「もう少しいたかったけど、今日はこの辺で終わりかしらね……」



すっかり辺りは日が暮れてきた。



「あぁ、だな。今日は急に悪かったな。」



「別に、コイツも嬉しそうにしてたからよ。
こっちこそありがとな。」






再び駅前広場に戻ってきた一行。



「そういえば、和真達も今年修学旅行あるの?」



「あぁ、確かお前らも……」



「「イエスっ!」」



「へぇ……どこ行くんだ?」



「奈良、京都、大阪の関西ツアー!」



「マジかよ……」



「私たちも同じ所に行くよ!もしかしたら、被るかもね(笑)」



「その時はよろしく!」



「ぜってぇうるさくなるだろ……」



「まぁいいじゃん和真くん!会ったら会ったでみんなで楽しも!」



「……そうだな。」









しばらく話し込み、それぞれ自分の自宅へ帰ることになった。








「じゃあ和真くん、また明後日ね!明日は仕事だからさ(苦笑)」



「わかった、じゃあな。」



「うん!」



百合もまた、いつのものようにマンションまで送ってもらうのだった。



「藤ヶ谷先生、もう帰ってきてるかね。」



「さぁ……でも今日は飲み会があるって言ってたので、
少し遅くなるって言ってましたよ。」



「ふーん……大人の世界も大変そう(笑)
じゃあまたね!」



「はい、お二人もお気をつけて。」



百合はうちの中に入り……



「さて、夕飯の支度しn._クラッ…っ!」_ガタッ…



靴を脱ごうとしたとき、ふと目眩が百合を襲った。



そして百合はその場に膝と両手をついた。



「っ……はしゃぎすぎて、疲れが出ちゃったかな……
薬……飲まなきゃ……っく……」



百合は頭を押さえながら部屋に上がっていった。



「っ……」
(歩くだけで、キツいよ……早く、薬…飲まないと……)



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