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藤ヶ谷先生、大好きですよ?3ーThirdSerieSー

第10章 ♡Story57♡ 嫌いな敵


太輔は病室のすぐ前までにやってきた。



特に、騒がしい声は聞こえなかった……もう、帰ったのだろうか……



「百合、はi.「百合……」…っ!?」
(っこの声……九条、和真?)



太輔はゆっくりと病室の扉を開けた。



そこで見た光景は……






「あの時の寝顔も……」



百合の頬を撫でる和真の姿だった……。








「っ……」
(あいつ、何して……)









「っ……なんで、あんな奴……
俺のほうが、ずっとお前を……」











っなに、言ってんだよ……



アイツは……














っ百合……起きろよ……起きてくれよ……



居眠りしてないで、起きろよ……なんで、



肝心な時にお前は寝てんだよ……。






もう俺は直感的に嫌な予感がした……。







これ以上……九条に言葉を……









「百合……好きだよ。」


























やめろ……



















「ずっと、前から……」



















やめてくれ……それ以上、






















何も言うな……。






















俺の百合に……



























触れるな……




















「お前を見ていた……」









「っ……」






その手、早くどけろよ……。










九条に対して、今まで以上に苛立ちを覚えてきた……。






もうこれ以上、






俺を……















_ちゅっ…
















「っ……!?」










今アイツ、なにして……























俺はしっかりこの目で見てしまった……九条が、




































百合にキスをするところを……












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