藤ヶ谷先生、大好きですよ?3ーThirdSerieSー
第8章 ♡Story55♡ 思い出話
「うん!百合達が仲いい証拠!」
「じゃあ……そうする!」
「決まり!お母さーん!カチューシャ決まったよー」
「それじゃあお会計するわよ。
ほら裕太、あなたも早く決めなさい!」
「だってぇ!(泣)」
(僕も百合とお揃いにしたかったのに……泣)
どうやら裕太はドナルド&デイジーで決めたかったようだ。
そして裕太は無難なミッキーカチューシャにした。
「なんか双子みたい!」
「うん、そうだね。」
「僕も百合と一緒が良かった……泣」
「本当に裕太くんは百合ちゃんのことが大好きね(笑)」
「将来百合と和真くん、ふたりが結婚しちゃうかもしれなわよ~♪」
「あらぁ~♪」
「っなに!?百合に結婚はまだ早いだろう!」
「裕太くんがシスコンなのは……お父さんの影響なのかな(苦笑)」
(俺は一人息子だけで良かった(苦笑))←
そしてこのあとは沢山のアトラクションで遊んだ。
続いて乗るのはプーさんのハニーハント。
人気アトラクションの一つである。
「うわぁぁぁん!」
するとアトラクションを乗り終えた家族が出てきたが、
百合達より小さい男の子は大泣きしていた。
「「「……?」」」
「ほらほら泣かないの。よっぽど暗いところが嫌だったのね(苦笑)」
百合達3人は不思議そうに男の子を見ていた。
「……このアトラクション、そんなに怖いものだったかしら?」
「……なんか、僕怖いよ……」
和真は和衣の服を掴んだ。
「そんなに怖いものじゃないよ!っ絶対!
あの子が大げさなんだよ(苦笑)」
「でも百合ちゃん、お化けが出てきたらどうしよ……」
「大丈夫だって!」
そしてついに百合達の順番となった。
子供たちは一番先頭のツボに乗り込んだ。
大人たちはその次のツボに乗った。
「「わくわく!わくわく!」」
「うぅ……」
玉森兄妹がわくわくしてる中和真はそわそわしていた。
そしてアトラクションは動き出した。