藤ヶ谷先生、大好きですよ?3ーThirdSerieSー
第8章 ♡Story55♡ 思い出話
「ミッキーとミニーに会えるとかすごいラッキーじゃん!」
「ねぇ!抱っこして!」
百合はミッキー&ミニーに会えてよほど嬉しかったのか、
ミッキーとミニーに抱っこをねだった。
するとミニーは百合を抱き上げた。
「うっわぁ!♪」
百合のテンションはますます上がった。
すると今度はミッキーが和真を抱き抱えた。
「うわっ!」
「あ!ずるーい!!」
裕太はほっぺを膨らませた。
そして3人に追いついた保護者達、
「あらまぁ……なんとまぁ幸運な!
早速写真を撮らせてもらわないとね♪」
有希子はせっせと撮影の準備。
「和真と百合ちゃんは運がいいわね(笑)
裕太くんは、ふたりの間に入れてもらったら?」
「……うん。」
裕太はミッキーとミニーの間に入った。
そしてふたりは片手で百合と和真を抱き抱えて
手ぶらとなった手で裕太の手を握った。
「あ!お兄ちゃんミッキーたちとお手手繋いでる!」
「へっへぇんだ♪」
入場早々からミッキー&ミニーに会え幸せな3人なのだった。
ミッキー&ミニーと別れワールドバザールに入った一行。
「ねぇねぇ!カチューシャとか買わないの?
あ!オーロラ姫のドレスも欲しい!!」
「カチューシャはまだいいけど、ドレスは帰り!
荷物ががさばるでしょ!」
「えぇ……だって、
ドレス着てる子だっているよ?」
「向こうは向こう、こっちはこっち!」
「ぶぅ……」
だがカチューシャを買っていいという許可を受けショップを散策。
「やっぱ定番はミニーかなぁ……でもグーフィーのも可愛いなぁ♪」
「百合ー、できるだけ早く決めるのよ。」
「わかってるー!
和真くんは何のカチューシャ?」
「僕は、チップかデールので迷ってるの。」
「いっそ二匹が一緒に乗っているのがいいんじゃない?
あ!そうだ!なら和真くんがチップで、百合がデール!」
「……二人で一緒ってこと?」
「うん!百合達が仲いい証拠!」