第7章 ♡Story５４♡　病気…？

「っ待て！」



「っ……！？っんだよ！！」



「今は、行かないでくれ……」



「っなんd.「っ百合の為なんだよ！」っ…！」



「今あいつ……自分が癌じゃないのかってショックを受けてんだ。
いきなりそんなこと言われて、すげぇ戸惑ってんだよ……」



「……。」



「本当なら、俺だって残りたかった……でも、
今は百合を一人にしてやってくれ……」



「っ……わかった……」



「すまないな……」



太輔は和真の腕から手を離した。



「じゃあ、いつだったらいいわけ？」



「明日だったら、まだいいと思うけど……」



「っじゃあ、私達も学校の帰り、百合のお見舞いにでも行く？」



「そうだな。でも、癌のことは……」



「そこら辺には、触れないでいてくれるとありがたいよ。
まだ決まったわけじゃないからな……」



「わかりました。んじゃ、明日はかるーく何か持ってくか。」



「だな。」



「っまさか……あんな元気な百合ちゃんが白血病だったなんて……」



「先生は、前から知ってたんですか？彼女が、
癌に侵されていたってこと……」



「俺はグアじゃなくて……うん、まぁ……」
(あぶね……危うくグアム旅行のこと言うところだった…汗
確実に九条にバレたらアウトだもんな……)



「そう、ですか……がんの再発じゃなければ、いいですね。」



「そうだな。
じゃあ、俺はこれで……って、徹平君達と九条君とは帰り道一緒だったな(汗)」



「そういえばそうっすね(笑)
じゃあ俺らはこっちなんで！徹平さん達、また明日！」



「おう！怪しい人にはついて行くなよー(笑)」



「「子供扱いすんな！！」」



「相変わらずだな、徹平くんは(苦笑)」



「場の空気が読めない奴で、すいません。」←



団司は徹平の保護者のように頭を下げた。



「餓鬼はてめぇのほうだな(嘲笑)」



「るっせぇ！前髪！！」



「……(汗)」
(ほんと百合の周りって、賑やかなやつ多いな…汗)