第7章 ♡Story５４♡　病気…？

「実はさ…百合……」



「っ百合ちゃんがなんで病院に！？
仕事行くまで元気だったじゃん！」



「っでも徹平さん…百合、仕事行く時ちょっと様子おかしかったですよ？
山田さんが待ってること、すっかり忘れてる様子だったし……」



「そういや、咳き込んでもいたな……あのバカ。」



「前髪のくせに百合ちゃんをバカって言うんじゃねぇよ！」



「いちいちるっせぇな！てめぇは！」



「はいはい徹平さんと九条、ストップストップ！
二人共百合のことで揉めすぎ(苦笑)」



玲はふたりの間に入り仲裁に入った。



「……いつもにまして、賑やかだな(苦笑)」



「人数増えましたからね(苦笑)
っそれで、なんで百合が病院に……」



「撮影の途中、貧血で倒れたんだ……。」



「っ貧血って……貧血だったら、医務室だけで対応できるはずですけど……」



団司は早速疑問を頭に浮かべていた。



「倒れた後、意識も飛ばしてその後救急車で光咲病院まで運ばれた……
原因は、赤血球の異常な減少によるものだった。
それで、山田君達と一緒に病院にいた……」



「っそう、ですk.「ってか、
なんでアンタまで病院に行く必要あったの？」っちょ九条(汗)」
(そういや、九条は知らないんだよな……先生と百合が付き合ってること……汗)



陸は冷や汗をかいていた。



「っそれは……一応、元教え子で普通に知り合いだったから……それで……」



「……でも、仕事抜け出してまで行くほどだったのか？
別に、仕事終わってからでも……良かったんじゃねぇの？」



「っちょ九条……藤ヶ谷先生は、凄い生徒思いの先生なんだよ(汗)
俺も一緒に教わってたらかよくわかるんだ！それに、
百合もその時すんごい懐いていてさ！それで、
先生は色々百合にも思い入れがあるって感じ！あはははは(苦笑)」



陸は和真に代弁をするが異様に焦っていた。



「……元、教え子？
何、そんなこと聞いたことねぇけど……お前ら、
ただの仲がいい隣人同士って言ってただろ……」



「えっと、それはだな……(汗)」
(陸、余計なことを……汗)