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進撃の巨人~Shangri-la~

第12章 ♯11



「壁外調査の日、先輩を食べている奴らを見て、初めて恐怖を覚えました」

「目の前で見ちゃったらそうなるだろうね・・・」

「・・・今はただ、憎い、です」

「そっかぁ~。戦える??」

伸びをしながらハンジが問う。


調査兵団は変人の巣窟だと言われている。
だがこの人たちは変人なんかじゃない。


この人たちは、優しい。
それだけじゃない。
リヴァイもエルヴィンもハンジも、他人の痛みが分かるのだ。
きっとみんな一生治らない同じ傷を抱えているから。
だからあったかいんだ。


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