第26章 ⭐プールへ行こう!
M「お、おい、すごい人だぞ!」
A「アハハ…ホントだね…」
M「それも子供ばっか…」
A「市民プール、だからね…」
M「まさに“芋洗い”だな…」
A「えっ、どこどこ?」
M「は? おまっ、何言ってんの?」
A「あ、だって“芋洗坂係長”来てんでしょ?」
M「ばかか、お前…」
A「あ、ねえねえ、あっちのプール比較的空いてない?」
M「おお、本当だ…って、アレは幼児用だろうがっ!」
A「いや、でもプールはプールだし…だめ、かなぁ?」
M「だめ、だろ? そもそも俺ら、子供いねぇし」
A「だったらさ、作っちゃっえばいいんじゃない?」
M「はあ? んな急に子供なんて出来る分けないでしょ?」
A「だーかーらー、来年用に今から!」
M「相手はどうすんだよ?」
A「相手? 決まってるでしょ?」
M「えっ、お前彼女いんの?」
A「違うって、そうじゃなくてさ…」
M「そうじゃなくて、なに?」
A「わかんないかなぁ? ニヒヒ♥」
M「そ、その笑い…。イヤな予感しかしないんだけど…まさか…?」
A「その“まさか”だよ? オレの子供産んでよ、ね?」
M「む、無理だって! それに俺、男…」
A「お・ね・が・い♥」