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【薄桜鬼 トリップ】さくら玉

第8章 1864年【後期】決意の時


「では副長、何年後から・・・という私からの質問はまたの機会にして、今日の所はこれで私は失礼しましょう。」

山南は未だ下を向いたままの夢主(妹)と土方を交互に見て微笑んで立ち上がり、

「夢主(姉)君の今後の話と・・・この話の続きはまた明日にでも。夢主(姉)君、今日はもう戻りなさい。」

土方の指示を仰ぐ前に、山南は夢主(姉)に目配せをして退室を促した。

「はい。では・・・土方さん。よろしくお願いします。」

土方に深く礼をしてから、夢主(姉)は山南と部屋を出た。
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