【ナカノヒトゲノム】審神者はゲーム実況者でした【実況中】
第1章 プロローグ
『何、これ………?』
『もしかして、噂の隠しステージ……!?』
嘘!?マジであったの!!?
『うっひょー!!すごっ!!まじすご!!』
興奮しちゃうよ!!
『えーっと、何なに……?
【おめでとうございます!
選ばれしカリスマ実況プレイヤーの貴方に
“ナカノヒトゲノム”クローズドステージのプレイ権限を与えます
なお、この権限は放棄・譲渡等はできません
これよりお迎えにあがります】…………って、は?』
お迎え……?何それ。
ここ本丸ですよ?できるわけない。
無理無理(ヾノ・∀・`)ムリムリ無理
………でも、ホント、どういう意味だろう…………?
…………まぁ、考えるのは明日でもいっか…。
もう夜も遅いし、ひとまず寝よう。
『おやすみ……………ZZZzzzzzzz』
――この時、私は考えてもいなかった
――まさか、“命”を掛けたリアル実況をすることになるなんて