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灰色の涙(ジョジョ)

第6章 心言葉


「俺は罪の無ェ奴を殺す趣味じゃあねぇぜ?それにもうDIOは死んだ、それで話は解決じゃあねぇか。
 俺はお前を殺す必要性は無い、だから殺す気もさらさらねぇ。それに、死にたいと望んでる訳じゃあねぇようだからな。」

「ふふ、意地悪な人ね。じゃあ、私は私のしたいようにするわ。もう直ぐで太陽も昇る。そしてDIO様は完全にこの世を去る。…それで終わりね、その通りよ。でも私の中にある記憶は変わる事なんて無いの。だからそれで充分、大切な記憶が残ればそれで私は良い。」

一旦、言葉を切りもう一度シャンをつよく抱きしめる。
自分が自分じゃあ無くならないように、自分を嫌にならないように、自分を見失わないように。
DIO様を忘れない為に。

「でも、私のせいで沢山の人が死んでしまったわ。だから罪滅ぼしをしましょうか。…何でもして良いのなら、私は貴方に罪滅ぼしを手伝って貰うわ。
 だから私は貴方と一緒に生きる、せめてジョースターの血筋に命を尽くしましょう。DIO様がやったように、DIO様を天国へと誘うように。」

そう言い切ると何かを諦めたかのように帽子を深く被り直し、大きな手を差し出した。
この手を取れば私は今から罪滅ぼしが始まる、DIO様の為の罪滅ぼしが。
きっとこの短い命じゃあやりきる事は出来ないけれど、それでも私はその選択をする。
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